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一作目を振り返って~ストーリーの組み立て方~

制作し公開してから一週間も経ったので
ゲーム紹介兼思い出語りでもしようかと思います。


ゲーム紹介

制作時間四時間ほど
プレイ時間3分程度
制作ツール ティラノビルダー

ストーリー

陸に上がったヴァルフィッシュ三世くんは陸の学校に迷い込んでしまう。元の海の世界へ帰ろう!
というもの。

こちらはこの記事(
初心者がティラノビルダーで3分でクリア出来るノベルゲーを作ってみた - ヴァルフィッシュ三世のゲーム制作記
)でも書いている通りゲーム作り初心者の私がとりあえずゲームを作ってみよう、という思いから作られたものです。

とにかく大作のようなストーリー展開をしない、それでも完結したストーリーを作る。
そしてゲームらしく分岐は存在させ完結したストーリーに見合った作りをすること。
これを目標として作っていきました。

ストーリーは最初の段階ではなにも考えていませんでした。

ストーリーの作り方

まず、この作品は我がマスコットキャラ、ヴァルフィッシュ三世くんを主人公としました。
ティラノビルダーを使い始めるとわかる通りこちらはデフォルトで学校の背景が入っています。
今回はキャラは自前なものの他は作る予定がありませんでした。
単純に背景が描けないのもありましたが、背景を用意するほどの労力はかけたくない、というものでした。

ヴァルフィッシュ三世くん(クジラ)、学校、ここでピンと
よし、陸に干上がったという設定でいこう。
と思いました。

しかし会話がなければ上手くストーリーを進められません。
また、人間を描くのも難しい、しかし新しくキャラを作るのも…と思った私は絵の色味だけを調整してヴァルフィッシュ三世ちゃんを作ったのでした。

さて、色味をいじっただけ──姿がそっくりのクジラを作った以上その子は陸の住人ではありません。
同じく海の住人です。
そこでよし!この子と一緒に海へ帰るストーリーにしようと思いました。

大作を作らないこと、それを目指した私はとにかく難しい展開はなしに事を進めようとその場の勢いで考えていきました。

ヴァルフィッシュ三世ちゃんと海に帰れる
→ヴァルフィッシュ三世ちゃんは海に帰る方法を知っている
→前にも迷ったことがある

ヴァルフィッシュ三世くんは迷子になったことを知らない
→それを教える(途中にある怒濤の説明口調はここです)
→二人で帰る展開に持っていく

ここで分岐をどうするか迷う
→教室から玄関までを選択肢にするか?
しかしそれでは長すぎる
→階段で迷わせるか?
出たいのなら階段は下だろう
→そうだ、上の階へいかせる展開があってもいいのではないか?

ここで「空飛ぶくじら」の文が脳に過ります

そうだ、空を飛ぼう

そんな感じで分岐は階段(分岐と言ってますがオチは変わらないです)
そらに上という出口としては間違えている方にスチルが面白いのではと思いここでスチル登場

陸に干上がって学校に迷い込むくらいだから海と近い場所にあるのは自然だと思いそのまま海へダイビングすることに。
いえ、そもそもクジラがそこまで干上がるのは自然ではないのですが…。

ちょっとしたオチもつけてストーリー完成です。

その場その場で思い付いたストーリーでした
大作ならオチを逆算した方が話もまとまっていいのでしょうか…でもそうしたら私の性格からして一生話を作り終えない気がする。
完璧を目指したら挫折するのがオチでしょう。

こんなノリで作った「ヴァルフィッシュ三世くん、学校に迷い込む」はこちらからプレイできますのでよかったら
PliCy
plicy.net
ふりーむ!
www.freem.ne.jp
フリーゲーム夢現
freegame-mugen.jp



どちらもブラウザでできます
内容は一緒なのでお好きな方でどうぞ